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【小倉FI最終日決勝】園田 師の冠レース初制覇

      ▲「吉岡稔真カップ」を手に師匠と表彰台に立つ園田(右)

 

 小倉「第13回吉岡稔真カップ争奪戦」は最終日の5日、11Rで決勝戦が争われ、中団から上昇し鐘前に主導権を奪った林マークから番手差しを決めた園田匠(37=福岡・87期)が優勝。2着には園田を追走した大坪が入り地元ワンツーが成立。3着にはインを上昇した小松崎が入線した。

 

 隊列は松本―松川―萱島―林―園田―大坪―市橋―小松崎―岡崎。赤板、中団から上昇した林が戦前の予想通り主導権を奪った。鐘過ぎから巻き返す松本は不発。絶好の番手回りから抜け出した園田が6度目の挑戦で同カップ初優勝を飾った。

 

 尊敬する師匠の冠レースだが、過去、5度の参戦ではいずれも悔しい思いをしてきた。ようやく晴れやかな表情を浮かべた園田は「調子も確かに良かったけど、今回はラインが大きかった。今回は勝たなくてはという思いが強かった」と喜びを語った。地元バンクで弾みを付けた園田の次なる目標は15年の寛仁親王牌(弥彦)以来となる2度目のGⅠ制覇だ。園田は「次のオールスター(名古屋14日~18日)にいい形で入れる。ヒットを飛ばしたい」とさらなる飛躍を遂げるつもりだ。

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