▲▲レース後、力を出し切りぐったり倒れ込む岸川▲▲
伏兵の岸川哲也が静岡FⅠ初日予選9Rで大波乱を演出した。全ての力を出し切りレース後の脚はフラフラ。検車場に戻ると「あ~しんどい。もう帰りたい」と大の字で倒れ込んだ。
残り2周から片折―岡を突っ張って主導権。絶妙なペース配分で逃げると、自身は4着に沈んだものの番手を回った角の1着に貢献。3連単61万超の影の立役者になった。岸川は「基本は7割先行、3割まくりの組み立て。先行したとか内容とかどうでもいい。(準決勝進出権利の)4着に残れたのが大きい。こっちは生活が懸かっているので」と陽気な関西人らしく報道陣を笑わせてニンマリ。「脚の感じは悪くないね」と胸を張った。準決勝9Rでも本線ラインを脅かす大駆けがあるか?