ベテランの中村淳がGⅢでは5月の地元記念に続いて小田原準決勝に進出した。二次予選B(2日目8R)は赤板で主導権を握った上原を追走。上原がカマシた島川の番手にはまる絶好の展開になると、直線で両者の間を割って1着をつかんだ。
初日はぶっつけ本番で新車を投入したが「良くなかったので今までの自転車に戻したら入っていける感じがあった。正解だった」と笑顔。「飯嶋も頑張っているし、神山さんもいるのでピリッとしないと」と同県の仲間たちの活躍が刺激になっている様子。これで節目の通算300勝に王手。準決勝(10R)は積極的な片折の3番手からチャンスをうかがう。