取手では113期の新鋭・上田尭弥が勝ち上がった。S級に上がりたての頃は「決勝に乗るのは当たり前」だったが、久留米記念で落車した後は5場所連続で決勝に進めず。初心に戻って強い気持ちで先行することで徐々にリズムを取り戻して前回の福井では久々に決勝へ。そのいい流れで今回も決勝に進んだ。
準決を振り返り「やり合っても仕方ないと思っていたし、2車の菊池君を前に出させて3番手へ。前の新田さんに凄く見られていたのでけん制を受けにくいコーナーで踏んだ」と冷静な立ち回りで1着。決勝も「先行で出し切るレースをする」と力を込めた。