ヤマコウ二世が東日本地区初登場だ。GP2勝、GⅠ1勝を挙げた山口幸二氏(62期=引退)を父に持つ聖矢(25=岐阜)が立川3Rに出走。前走松山でデビュー初Vを飾り「単騎戦だったが、初優勝はやっぱりうれしい」と目尻を下げた。
立川は幸二氏がGP(98年)を勝ったバンク。検車場には当時のゴールシーンがパネルで飾ってあり、父の勇姿に目を輝かせた。「父がGPを初優勝したのは僕が幼稚園の頃だったかな。改めて凄い選手だったとデビューしてからは特に思う」。
初日予選は目下6連勝中。今シリーズはV候補だが「しっかり練習してきたので調子は大丈夫」と自信満々。偉大な父が輝いた立川で息子も輝きを放つ。