7R❾新山響平 |
前走の玉野記念決勝戦は先行で郡司浩平と1着同着V。勢い十分に乗り込んできた。初日の一次予選8Rでも、最終バックから豪快まくりを決め、上がりタイムは11秒1と圧倒的なスピードを見せつけた。
「まくり切れているので悪くはないですがフワフワした感じでした。前回の玉野の方がバチっと力が入っていました」
持ち味の先行ではなかったので〝絶好調〟のコメントは出なかった。ただレースの組み立てとして「他の自力は位置を取る選手ではないので、位置を取ってみよう」と5番手から攻める作戦はバッチリ。「頭の回転は悪くなかったです」と笑顔を見せた。体重を5㌔減らし体の切れは増した。スピード先行はさらに強化されている。「次は先行できるように」と気合を入れ直す。勢いはマックス。二次予選7Rでもライバルを力で圧倒だ。(緒方 泰士)