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【記者コラム】東龍之介 進化を求め悪い流れ吹き飛ばす

東龍之介

 

 コロナウイルスが猛威をふるうなか、競輪選手も頑張っている。新型コロナウイルス感染症拡大の防止のため4月7日、緊急事態宣言が7都府県に出された。その影響で競輪界も4月8日から中止している競輪場が増えている。中止の状況に関しては競輪オフィシャルサイトで随時更新している。なお、一部の競輪場に関しても開催しているところはあるのでご確認を。

 

 こういう状況下でも選手はつねに進化を模索している。東龍之介もその一人だ。近年は戦法を追い込みに転向して、ヨコの動きやマーク技術が向上して一線級で戦っている。大舞台での経験も増えてさらなる進化を目指している。「(2月)全日本選抜を走って今の自分にはタテ脚が足りないと気付いた。最近は自分で戦う番組も増えてきた。もちろんヨコにもこだわりはあるけど、ある程度(タテも)意識してそこを付けていければと思っています」と冷静に自己分析。

 

 直近の福井では3日間、前で戦って連日好位取りから鋭いタテ脚を披露して312着の活躍。意識改革とともに着実にタテ脚も磨かれていて選手としての厚みを増している。もちろん目標がいる時の走りも実に堅実で援護は的確。機敏なヨコの動きで別線の激しい攻撃をブロック。仕事には定評がある。今後は神奈川勢の中軸となり闘志あふれる走りと俊敏なタテヨコの動きを駆使してさらなる頂きを目指す。

 

 最後に自粛生活を求められる情勢で選手は移動も含めて命を懸けて走っている。その勇姿を見て勇気づけられる人もいると思う。選手は一刻も早くお客様の前で走りたいと願っている。いち早く事態が収拾して平常開催で無事に再開されることを心より願っている。(栗林 幸太郎)