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武雄GⅢ マッチレース制し松浦が今年記念3勝目

優勝トロフィーを頭上に掲げる松浦悠士
 

 武雄記念決勝 単騎の松浦悠士(98期)が巧みなレース運びで優勝。松浦は今年2月の高知記念以来、6度目の記念制覇となった。

 

 レースは山田がスタートを決めて山田―大坪―郡司―中村―野原―村上―深谷―松浦―山崎で周回。赤板手前から野原ラインが上昇したのを見て郡司ラインも上昇。だが山田が突っ張る。1センターで再度上昇した野原ラインに松浦が追走。打鐘で山崎が6番手外併走から踏み上げ、野原ラインを抑える。2センターから踏み上げた深谷の動きに最終ホームで松浦、郡司が切り替えると中村は離れる。最終バック野原が山崎に踏み勝ち4番手を取り、深谷―松浦―郡司―野原で通過。直線追い込んだ松浦が郡司を振り切った。

 

 競輪界を引っ張る男が、画面の向こうのファンを熱くさせた。「誰か仕掛けてくるだろうと思っていた」という最終ホームで、深谷の動きに俊敏に切り替え好位を確保。直線で追い込み郡司とのマッチレースを制した。「今日はしっかり自分のレースができた」と落ち着いた立ち回りで今年記念3勝目を挙げた。

 

 開催2日目には日本選手権開催中止の一報。選手、関係者、ファン誰もが肩を落とした。そんな競輪界を勇気づけるような力強い走りを披露。松浦は「大変だけど、開催できるように一丸となってファンのために」と選手を代表して、競輪界全体での強固な〝ライン〟で次の開催を願っていた。

 

 ♤松浦 悠士(まつうら・ゆうじ)1990年(平2)11月21日生まれ、広島市出身の29歳。市立広島工業高卒。10年7月プロデビュー。通算成績は849戦231勝。主な優勝は第61回競輪祭(19年)、第4回ウィナーズカップ(20年)。1㍍68、73㌔。血液型O。

 

武雄GⅢ開設70周年記念競輪決勝成績
4月26日=12R先頭固定競争2025㍍
着順 車番 予想 選手 年齢 登録 上がり
着差
先頭 今回成績
松浦 悠士 29 広島 10秒8 ❸①①
郡司 浩平 29 神奈川 3/4輪 ❶①①
野原 雅也 26 福井 2身 ❻③①
深谷 知広 30 愛知 1/4輪  B ③①②
村上 博幸 41 京都 2身 ❺⑥③
山田 英明 37 佐賀 3/4身 ❾①②
中村 浩士 42 千葉 11/2 ①④③
大坪 功一 43 福岡 微差 ⑤②②
山崎 芳仁 40 福島 6身 ①③③
決め手=差し

▽車単❸❺ 680円(2)

▽3連単❸❺❷ 9080円(28)

 

 ◆次走 優勝の松浦悠士は宇都宮記念(5月21~24日)、2着の郡司浩平は5月斡旋停止のため高松宮記念杯(和歌山、6月18~21日)、3着の野原雅也は向日町FⅠ(5月13~15日)。