名古屋FⅠ初戦の寺崎は前受けから打鐘前に7番手に下げ切り、ホームカマシで襲いかかる展開。3番手から先捲りを放った箱田の番手、佐藤康に厳しいけん制を受けてバランスを崩しながらも2段捲りでねじ伏せた。
「きつかったですね。けん制らしいけん制を受けたのは初めてだったので。思った以上に風もあって脚も重たく感じたけど、出切れると思って踏みました」。
最後は藤田勝の追い込みを振り切っての1着ゴール。「最低限って感じのレースでした。準決勝はもう少しスカッと行きたいですね」。出番は11R。連勝なるか。