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【記者コラム】皿屋豊 成長著しく躍進期待

皿屋豊

 

 7月になりGⅢ以下の開催は、7車立て9レース制で実施されている。FⅠ、FⅡに関しては従来の7車立てと同様、予選の上位着順者↓各準決の1、2着(3着は一人)の勝ち上がり方式だ。

 

 しかし、GⅢ開催に関しては初日、2日目はガールズケイリンのように予選レースでポイント制を採用している。予選第1走の1着のポイントが4点に対して、初日特選での1着のポイントは7点。予選第2走の1着のポイントは7点となっている。準決進出ボーダーは7~8点と想定されていて、予選第1走で大敗したとしても、巻き返しが可能と言える。初日特選の1、2着は予選第2走は完走でほぼ準決が当確となる見込みだ。初日特選の上位着と、勝ち上がりを目指す予選組の攻防が、予選第2走の最大の焦点と言える。

 

 7車立てになったことで、よりスピードのあるレースを展開。9車に比べると車券推理も簡略化されている。そのぶん、堅い配当も目立つが展開が予想しやすく、車券が当たりやすくなったのも確かな事実だ。

 

 選手に目を向けると開催中止の間、パワーアップを果たした選手も多い。中部地区の大型機動型と期待されている皿屋豊(37=三重・111期)に注目。

 

 5月全プロ記念では白星こそなかったものの、「間隔が空き普段できない練習ができた。全プロで強いメンバーを相手に先行もできたし確実にステップアップできている」と練習の成果を実感。6月松阪FⅠ初日では気迫の走りで師匠・舛井幹雄と初のワンツー決着を決めると、決勝では南潤、中井俊亮、藤井栄二らを相手に果敢に先行して2着。惜しくもVはお預けとなったが、本格化を遂げていて今後の飛躍、そしてS級初優勝が期待される逸材だ。(栗林 幸太郎)