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【記者コラム】西武園注目の小原 気合2つの要因

 取手(4~6日)のチャレンジ戦では117期の鈴木陸来(24=静岡)の強さが際立っていた。
 
 同期3人が勝ち上がったハイレベルな戦いとなった決勝。最終ホームで勢い良くカマすとそのまま後続を寄せ付けずV。川崎、伊東に続く3場所連続の完全Vで1、2班戦への特別昇班を決めた。
 
 「勝ちを意識するとどうしても小さい競走になってしまう。内容にこだわった走りをしたい」と話していたが3日間、バックを譲らない積極的な走り。内容も結果も文句なしだった。
 
 名前の陸来は「りっく」。オートバイ、モトクロスのチャンピオンだったリック・ジョンソンに由来するそうだ。1、2班戦に上がった「りっく」の活躍が楽しみだ。
 
 12日が初日となる西武園FⅠは115期の小原佑太(24=青森)のスピードに注目したい。
 
 4年後のパリ五輪で代表入りを目指し、今はナショナルのBチームで日々、厳しいトレーニングを積んでいる。「早くAチームに上がれるように努力していきたい。S級に上がってからまだ1回しか優勝していない。同じBチームで同期の高橋晋也さん(小倉競輪祭に出場)には随分と水を空けられてしまっている」と競輪での活躍を期している。
 
 今シリーズはもう一つ気合が入る要因がある。「今回は兄弟子の高橋陽介さんと一緒。しっかり勝ち上がって連係を決められるように頑張りたい」。初日は予選のメイン・11Rに登場。追走する小橋と青森ワンツー・フィニッシュを決める。
 
 ♤狩谷 牧生(かりや・まきお)1964年(昭39)4月11日、神奈川県生まれの56歳。88年4月スポニチ入社。92年1月にレース部へ異動。1年間の競輪取材の後、中央競馬担当に。2013年、21年ぶりに競輪の現場に復帰。9車立てから7車立てに、地区内斡旋といった慣れないレースに日々、奮闘している。