ニュース

【記者コラム】GPリモート会見でサプライズ

 今年一年を締めくくる大一番「KEIRINグランプリ2020」(30日、平塚)も新型コロナの影響は避けて通れない。グランプリの前夜祭が22日に行われた。例年なら招待された多くのファンの歓声に包まれ華々しいムードで展開されるのだが、今年はリモートでの開催。前夜祭に先だって行われた共同記者会見もモニター越しとなった。
 ガールズグランプリの会見では、壇上に設置された7台のモニターに映し出された7選手が車番順に紹介されて「よろしくお願いします」とお辞儀をする。ここは拍手をするタイミングだけど…?果たして、相手にそんな状況が伝わっているのかがよく分からない。車番に合わせた色のドレスや和服で着飾った姿を披露してくれているのだが、モニターでは全身を確認できない。和服で登場の石井貴子と鈴木美教、お姫様ふうの衣装がひと際目立っていた石井寛子。せっかくの晴れの衣装も、モニターでよく分からずじまいだったのは残念だった。
 一方、グランプリの会見では、車券に直結する並びが確定して一気に緊張が高まった。平原が脇本の番手を回るというサプライズが明かされたのだ。その瞬間、モニターに映される選手を見比べた。はっきりした表情の変化はうかがえなかったが、心の本音はどうだったのだろうか。これでラインは四分戦になり、よりはっきりとレースの展開が読みやすくなる。
 レース本番までいよいよ1週間を切った。いいことがなかったと感じさせられた今年1年。グランプリではどんなドラマが待っているのだろうか。
 ♤狩谷 牧生(かりや・まきお)1964年(昭39)4月11日生まれ、神奈川県出身の56歳。88年4月スポニチ入社。92年1月にレース部へ異動。1年間の競輪取材の後、中央競馬担当に。2013年、21年ぶりに競輪の現場に復帰した。取材する機会の多いミッドナイト競輪は競走得点順に。「何番車ですか?」と尋ねられることもなくなった。