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【競輪選手養成所卒業記念レース】女子・西脇、男子・桑名がV

 日本競輪選手養成所の男子第119回選手候補生(70人)と女子第120回選手候補生(21人)の卒業記念レースが27日、静岡・日本競輪選手養成所で行われた。女子は西脇美唯奈(19=愛知)、男子は桑名僚也(23=埼玉)が優勝した。男子、女子ともに28日に卒業式を行い、5月1~3日(静岡ナイター)、8~10日(名古屋)、21~23日(大宮)、6月4~6日(和歌山)のルーキーシリーズ(新人戦)でプロデビューする。

 【女子】  

在所2位の飯田が6番手、同1位の吉川が7番手。ともに3連勝で勝ち上がり、完全Vを狙う両者が後方でけん制し合い。動きのないままで迎えた最終ホーム。意を決して3番手の内野が仕掛けると、そのすぐ後ろに付けていた西脇も素早く反応して前を追っていく。飯田、吉川の捲りは不発に終わり、ゴール前は内野と西脇の一騎打ち。ひと踏みごとに差を詰めていった西脇が最後に内野をかわしてゴールを駆け抜けた。
 
 在所成績は8位。「風が強くて不安だった。決勝に乗れただけでも満足だったのに…」と思ってもいなかったVに戸惑い気味。それでも「このまま頑張っていつかはグランプリに出られるような選手になりたい」と謙虚に話していた。
 
 ♡西脇 美唯奈(にしわき・みいな)2001年(平13)6月30日生まれ、滋賀県長浜市出身の19歳。長浜農業高卒。高校2年から3年まで漕艇で体を鍛えた。自転車歴は1年11カ月。師匠は吉田敏洋(愛知・85期)。1㍍63、64㌔。血液型O。

 【男子】 

 めまぐるしく展開が動く中で、しっかり前々に攻めてバックで4番手を確保した桑名。後方から在所1位の犬伏が仕掛けるのに合わせ満を持してスパートする。外に浮き気味で失速した犬伏と対照的にあっという間に前団を捉えるとゴールまでしっかり伸び切る。最後は2着の志田に4車身差をつける圧勝でゴールを駆け抜けた。
 
 大学時代に自転車競技の「ケイリン」でレースでの駆け引きの面白さに魅了され、卒業後は迷わず競輪選手養成所の門を叩いた。殊勲の桑名は「1着が獲れて良かった。これまでの競技を通して優勝したのは初めてだし、いろんな面でサポートしてくれた両親に喜びを伝えたい」と笑顔で話していた。
 
 ♤桑名 僚也(くわな・りょうや)1997年(平9)9月30日生まれ、埼玉県さいたま市出身の23歳。日体大卒。高校から自転車競技を始め大学でも続ける。17年国体のケイリンで5位。師匠は飯田威文(埼玉・67期)。1㍍65、68㌔。血液型A。