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【岐阜「スポニチ杯」S級決勝】山口 光速捲りで今年4V

 岐阜競輪の「スポーツニッポン杯」S級決勝が29日、11Rで行われた。地元期待のスーパールーキー山口拳矢(25=岐阜)が大一番でも圧倒的な実力を披露して、今年4度目のFⅠ優勝を飾った。山口をマークした山田諒が2着、窓場千加頼が3着に入った。
 決勝も圧倒的な強さを誇った。大一番では6番手に置かれて不利な展開となったが、最終バックで仕掛けると光速捲りで一気に前団を捕らえ、今年4度目のFⅠシリーズ優勝を飾った。
 「外を回っても、行ける脚の感じはあったので」と焦ることなく冷静にVだけを見据えていた。今回は初日、準決と先行しての勝ち上がりも光った。「苦手な突っ張り先行や、2日目も逃げて勝てた。決勝も1着なので良かった」。自身の弱点を克服するシリーズにはなったようで、着実に収穫はあった様子。
 少し先にはなるが、この後には初のGⅠ出場となる高松宮記念杯(6月17~20日・岸和田)も控えている。「最終的にはGⅠでも戦えるようになりたい。この後は9車立てで全プロ記念(5月29、30日・広島)や別府記念(6月5~8日)があるので、先を見据えて気負わずに攻めていきたい」と見据える先はトップ戦線。Vを重ねて進化する若獅子が、この先の大舞台でも躍動して行く。
 ♤山口 拳矢(やまぐち・けんや)1996年(平8)1月26日生まれの25歳。岐阜県出身。岐阜支部。117期。昨年のデビューから無傷でS級に特進して、本格デビューからの連勝を20まで伸ばした。S級でのFⅠシリーズは5V。ルーキーチャンピオンも優勝。父はグランプリ2Vの幸二氏(62期・引退)。兄は聖矢(115期)。1㍍66、70㌔。血液型A。