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【記者コラム】強いと評判の117期が本格化

 

 今年で2回目となるルーキーシリーズ初戦の決勝戦が5月3日にあり、男子(119期)は養成所1位の犬伏湧也、ガールズ(120期)3位の内野艶和がVを飾った。今年は4戦が行われ、ルーキーたちにとって車券の対象となるレースを走る経験は大きく、7月からの本格デビューが今から楽しみだ。

 

 彼らの1期前で昨年デビューした117期が評判通りの強さを発揮してきた。早期卒業の寺崎浩平は4日から始まった輪界最高峰の日本選手権(京王閣、9日まで開催)に出場。寺崎以外にも山口拳矢はFⅠ戦でVを量産。2日決勝の奈良GⅢでは石原颯が3連勝で決勝に進出し、V目前の2着と奮戦した。

 

 そして何といっても、強い117期の中で、抜群の将来性を誇るのが町田太我(20=広島、写真)だ。1㍍80㌢を超える長身に、バランスの取れた体格で、アスリートとしての素質は抜群だ。今年に入ってFⅠを2V、2回のGⅢ決勝進出を決めている。4日スタートの松山FⅠ戦の前検日には「同期の石原の活躍は刺激になります。来る前は松浦悠士さんと一緒に練習をしてきました。仕上がっていました。ダービーを取るんじゃないでしょうか」と超一流の強さを肌で体感。恵まれた環境の中でさらなる実力アップに余念がない。

 

 町田自身の初のビッグレース出場はGⅡサマーナイトフェスティバル(7月16~18日、函館)からになる。そして初GⅠ出場は、オールスター(8月10~15日、いわき平)にはファン投票以外にも、選考委員会による出場枠があるため出場が有力になる。今の目標としては松山GⅢ(6月10~13日の国際自転車トラック競技支援競輪)で優勝して、GⅠ競輪祭(11月18~23日、小倉)の出場権を得ることに置いている。

 

 後半戦のビッグレースは、町田ら117期が旋風を巻き起こすのは間違いない。(緒方 泰士)