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【稔真チェック】久留米GⅢ2日目10R 新山ペースで鈴木裕が抜け出す

 

 オープニングで九州期待の後藤が前受けから突っ張り堂々と押し切った。特昇後、S級初戦。しかも不慣れな9車立てでどうかなと思ったけど、前半11秒1、上がり11秒3のタイムを見る限り、S級上位に通用する脚力だ。後藤の走りに触発され、九州勢が二次予選に17人進出。何と言っても中野さんの冠レース。こうでないと盛り上がらない。 

 一次予選で逃げ切ったのは前述の後藤と11Rの伊藤颯の二人のみ。初日は追い込み、捲りが幅を利かせた。これだけの豪華版。さすがに先行型は厳しい。さて、初日特選は高松宮記念杯決勝のお返しとばかりに新山が突っ張った。番手の新田はもったいない。あれだけ新山が行ったのだから応えないといけない。中団から捲った吉田―坂井でワンツー。人気を背負った脇本は後方から上昇するも下げさせられ8番手で出番なし。二次予選では修正してほしい。 

 二次予選10Rは横関、河端ともに捲りの印象。新山が先行ペースを築ける。番手回りを生かせる鈴木裕。❶=❼から好調を維持する小原が突っ込む❶❾。同予選の12Rは脇本が負けられない構成。坂本貴、武田、岡崎が当面の相手になるが戦ってるステージが違う。健太郎(坂本)が付いていけるかどうかの1点。❶❾が勝負目になるけど口が空くと岡崎に乗る網谷の前残りで❶❷(スポニチ本紙評論家・吉岡稔真)

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