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【稔真チェック】久留米GⅢ初日12R 古性を軸に❼=❺、❼=❷

 16年4月に発生した熊本地震の後、久留米競輪場において昨年まで7年連続で開催された「火の国杯争奪戦」だけど、来年6月には熊本競輪場が400走路として新たに生まれ変わる予定だ。久留米バンクで行われる熊本GⅢは今回がラスト。総勢11人の熊本所属選手には、ぜひとも今記念を盛り上げてほしい。

 参加メンバーはSS班が5人参戦する豪華版だ。彼らは次回にGⅠ寛仁親王牌(10月19日~、弥彦)を控える身。セッティングを含めて、今回、ある程度の線まで煮詰めておきたいのが本音だろう。

 さて、それではSS班5人がぶつかる初日特選を占おう。和田真が郡司の前回りするけど、逃げるのはやはり先行実績でリードする新山だろう。ただし、中団は位置取りもシビアな古性がキープする。松浦は落車明けだけど前検日の表情は明るかった。単騎同士だけど中団は確保するとみた古性と松浦の折り返しで❼=❺。新山ペースになると守沢の前残りで❼=❷。

 地元筆頭格の嘉永も急成長。いつタイトルを獲ってもおかしくないだけの脚力と実績を積み重ねている。自分のタイミングで仕掛けることができれば前団をハイスピードで飲み込む。ただ、そのときは英明(山田)が嘉永の強烈な踏み出しに対応できるかどうか。嘉永からは❸❼と❸❷を推す。(スポニチ本紙評論家・吉岡稔真)

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