Ｓ級準決勝10Ｒでホームから仕掛けた島川が山本のけん制を乗り越え、10秒９の好タイムで力強く押し切った。「出させてもらえる雰囲気はなかったので詰まったら行こうと。乗り越えるところでは余裕はありました」と振り返る。初日は逃げて７着に終わったが、レース後に「井上昌己さんのアドバイスで調整して初日より全然良かったです」と本来のパワフルな動きを取り戻した。12Ｒ決勝戦は単騎になるが、最後まで脚をためての強襲劇に注目したい。