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【記者コラム】こちら編集部

 入社したころ、公営レースは昼前に始まり、夕方に終わるのが当たり前だった。気づけば8時台のモーニングから、23時台のミッドナイトまで開催されている。中でもナイター開催の比率は年々増加している。ナイターの最終レース直前は予想の的中より、レースが無事に終わることを祈っている。この業界に携わっている人なら、同じ気持ちだろう

 もし最終レースで事故があって帰郷する選手が出るようだと、翌日の番組発表が遅れることになる。そうなると空気が一変。締め切り時間が迫っているだけに現場だけでなく、社内も修羅場と化す。

 現在、競輪のナイターは三重県の四日市でGⅢ「泗水杯争奪戦」が開催されている。さらに21日からは今年最後のGⅠ「第65回競輪祭&第1回競輪祭女子王座戦」が福岡県の小倉競輪で6日間ナイターで行われる。締め切り時間との攻防が当分続くことになる。胃薬を持ち歩く日々になりそうだ。(亀田 克也)  

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