小林は２場所前の京王閣記念で3勝、前回も決勝に乗り、好調をキープしている。「京王閣記念も準決は失敗したけど良かった。（寛仁）親王牌の後に真杉（匠）君と練習してから調子がいい」と同期のタイトルホルダーとの鍛錬を要因に挙げた。

　今開催はいわゆるＧⅠの裏開催で競走得点は参加メンバー中２位。22年７月の奈良以来となる優勝の大チャンスだ。「予選、準決としっかりクリアして、今回は優勝したい」と気合十分に話した。初日は予選メイン９Ｒに登場。車番が悪く、ラインも２車だが力でねじ伏せる。