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【川崎GⅢ最終日決勝】郡司 川崎記念4連覇

 川崎競輪の開設74周年記念「桜花賞・海老澤清杯(GⅢ)」は1月21日、12Rで決勝戦が行われ、郡司浩平(33=神奈川・99期)が4連覇で川崎記念5回目の優勝を飾り、通算20回目のGⅢ制覇となった。2着に清水裕友、3着には松浦悠士が入った。

 レースは松浦がスタート。清水―松浦―恩田―稲川―深谷―郡司―松谷―堀内―福田で周回。赤板から深谷ラインが上昇して仕掛けると清水も踏む。深谷―郡司の2車は前に出るが清水が3番手の松谷に飛び付く流れになり並走。松浦は堀内をさばいて清水追走。深谷―郡司の後ろは内・清水、外・松谷で並走が続く。4番手以降は松浦―恩田―稲川―堀内―福田で最終周へ。最終1Cで清水が松谷に競り勝って3番手確保。最終2角過ぎに稲川が捲るが不発。深谷―郡司―清水―松浦で直線に入り郡司が番手から抜け出して優勝。

 郡司は「SSの深谷さんが5車の先頭を買って出てくれて気持ちの入ったレースをしてくれた。深谷さんがペースで駆けてくれたので引きつけて踏んだ」と冷静にレースを振り返り、深谷をはじめラインの仲間に感謝した。

 表彰式に集まった地元ファンの前で「(今年は)S級S班から落ちてしまったが、また戻れるように一走一走頑張ります」と今年の巻き返しを誓った。

 ◇郡司 浩平(ぐんじ・こうへい)1990年(平2)9月4日生まれ、神奈川県横浜市出身の33歳。市立横浜商高卒。11年1月プロデビュー。通算成績は1009戦364勝。GⅠ優勝は第62回競輪祭(20年)、第36回全日本選抜競輪(21年)。1㍍67、80㌔。血液型A。師匠は父親の盛夫さん(50期=引退)。


 ◆次走 優勝した郡司浩平と2着の清水裕友は静岡記念(2月1~4日)、3着の松浦悠士は岐阜全日本選抜(2月9~12日)。

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