静岡競輪のＰＲ隊が29日、東京・越中島のスポーツニッポン新聞社を訪問。２月１日から４日に行われる「静岡競輪開設71周年記念競輪たちあおい賞争奪戦（ＧⅢ）」をアピールした。「令和６年能登半島地震復興支援競輪」として実施し、支援金は全輪協を通して日本赤十字社に届ける。

　レースはＳ級Ｓ班の深谷知広（静岡）らが、清水裕友（山口）ら遠征勢を迎え撃つ。レース後、当地で開催する年末の「ＫＥＩＲＩＮグランプリ2024」を見据えバンクや宿舎が改修に入るため、地元選手は気合十分。静岡移籍２年２カ月となる深谷にはエースとしての活躍が必須だ。

　ＣＳ解説者の伊藤勝也氏は「深谷選手を中心に、南関勢の結束に期待している」と見どころを語った。競輪予想漫談師の「店長」は坂本貴史（青森）を注目選手に挙げ、式典ＭＣの半田いまりは「深谷選手を中心に静岡の若手勢に注目しています」と語った。小島よしおのお笑いライブ（２月３日）などイベント多数で、売り上げ目標は58億円。