Ｓ級準決勝10Ｒで林は主導権を握り、中井と末木の捲りを許さず２着に逃げ粘っての決勝進出を決めた。「後ろの人の仕事のおかげですが、風も味方にできて結果的にいい逃げが打てました」と話す。

　前検日には前回の落車の影響を気にしていたが、初日の捲り追い込み１着、準決勝の逃げ粘りで不安を一掃した。「最後までしっかり踏めているし総合的に調子はいい」と手応え十分。浅井中心の強敵・中部ラインに真っ向勝負を挑む。