準決までの4走、ただ一人、無傷で決勝に進出と完全復活をアピールした松浦だったが、大一番は鐘過ぎから巻き返す犬伏のダッシュに口が空き、無念の3着となった。
「犬伏に付いていけてればチャンスだった。でも出し切った。脚負けです」。昨年の立川GPを制し、今年はチャンピオンユニホームを着た松浦だったが、落車の影響もあり賞金ランキングはボーダー外だった。
6年連続のGP出場へ、逆転Vを狙ったが、あと一歩で水泡と消えた。
▼犬伏湧也(2着)落ち着いて番手にはまったけど抜くのはきつかった。まだまだですね。悔しい。
▼松浦悠士(3着)犬伏に付いていけばチャンスだったけど…。出し負けの何ものでもない。
▼浅井康太(4着)寺崎、犬伏がもがき合うと思ったんだけど…。ハイペースで緩むところがなかった。
▼荒井崇博(5着)S取ったし内も締めてた。自分の役割はやった。ノーチャンスだったね。
▼菅田壱道(6着)犬伏君が突っ張ると思ったけど引いたのが誤算だった。
▼松谷秀幸(7着)脚がたまるところがなかった。でも離れなかったしやれた方。
▼村上博幸(8着)脇本への追走は厳しいと思った。8割脚を削られた。
▼寺崎浩平(9着)理想は前からだったけど叩けたしプラン通り。来年はゴール前勝負できるように。