ニュース&記者コラム

平塚GⅠ「KEIRINグランプリ前夜祭」

◇平塚KEIRINグランプリ2025(12月30日)

❶郡司 浩平35神奈川99
❷寺崎 浩平31福井117
❸真杉  匠26栃木113
❹南  修二44大阪88
❺吉田 拓矢30茨城107
❻阿部 拓真35宮城107
❼脇本 雄太36福井94
❽嘉永 泰斗27熊本113
❾古性 優作34大阪100

❶郡司❽嘉永 自力戦を決断

 12月30日に平塚競輪場で開催される「KEIRINグランプリ2025」の共同記者会見と前夜祭が19日、都内ホテルで行われた。

 並びについては真杉匠―吉田拓矢の栃茨勢のみ明確となり、寺崎浩平、脇本雄太、古性優作、南修二の近畿勢はまだ決まらず。阿部拓真も未定。郡司浩平と嘉永泰斗はどうあれ自力戦を決断した。

❼復帰脇本「体の状態もあって…」

 10月の寛仁親王牌でアップ中に左肘をケガをし、欠場が続いていた脇本は「肘の手術をして2週間はまともに動けなかった。日常生活は支障がないけど、レースを想定した練習はまだできていない」と現状を明かした。

 また、並びについては「僕自身の体の状態もあって、最終的にはグランプリの前日までには答えを出そうと思っている」と理由を話した。それを受けて古性は「南さんが先頭でやりたいというので、必死に止めている状態ですね」と真顔で冗談を言い放ち、会場を沸かせた。

❸真杉-❺吉田以外並び決まらず

 位置を決め切れていない阿部は「しがない自在選手だけど自分でやってきたのもあるし、競輪祭でヨシタク(吉田)に世話になったというのもある。前検日までに答えを出したい」と胸中を明かした。

 また、唯一ラインがハッキリとしている栃茨コンビ。真杉は「今年は納得のいくレースが少なかった。グランプリを優勝して締めくくりたい」と言えば、吉田は「真杉君とグランプリに乗れるのはうれしい。一年頑張ったご褒美と思って楽しみたい」と意気込んだ。

◆平塚ガールズグランプリ2025(12月29日)

❶佐藤 水菜27神奈川114
❷児玉 碧衣30福岡108
❸久米  詩26静岡116
❹梅川 風子34東京112
❺尾崎  睦40神奈川108
❻坂口 楓華28愛知112
❼山原さくら33山口104
▽展開❶❷❸❹❺❻❼

❶水菜 地元Vへ出し惜しみせず

 29日に行われるガールズグランプリに出場する7選手も登場。絶対女王の佐藤は「グランプリスラムを達成できて結果を出せた。2年連続でアルカンシエルも獲得できた。順調にいき過ぎた一年だった」と圧倒的な成績を残した今年を振り返った。

 22年の平塚ガールズグランプリでは落車し、無念の再乗5着。今回こその思いは強い。「地元平塚で優勝できるように頑張ります。出し惜しみせず自分のタイミングで仕掛けたい」。茅ケ崎出身の世界女王。地元で年間グランプリスラムという大偉業はすぐそこにある。

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