立川競輪開設74周年記念GⅢ「鳳凰賞典レース」は7日、最終日の12Rで決勝戦が争われた。単騎の脇本勇希(27=福井・115期)がゴール前で吉田拓矢をかわして優勝。25年10月の豊橋以来、GⅢ2勝目を挙げた。2着は吉田。嘉永泰斗が3着に入った。

レースは鈴木が小原とのスタート争いを制し、鈴木―吉田―渡辺―小原―嘉永―山口―岩津―阿部―脇本で周回。赤板で嘉永ラインが上昇。阿部も続く。その上を渡辺―小原が切り、打鐘で鈴木―吉田で叩く。脇本も続き3番手確保。2角から嘉永が捲ると、吉田が番手捲り。嘉永は渡辺の押し上げもあり失速。ゴール前で脇本が吉田を捉えた。
GⅢは2度目のVとなった脇本。S班がいる開設記念は初制覇で「SSがいるのと、いないのでは周りの実力が違う。うれしい。賞金ランキング1位なので、早く終わってほしいですね(笑い)」と破顔一笑だ。
GⅢ初制覇も単騎。今回も単騎で読みがさえた。フカし気味で地元の鈴木が駆けると、その3番手を確保。最後はS班・吉田に踏み勝ってみせた。「全く後ろは見ていなくて、必死だった。最後は伸び勝てればと思った。単騎は得意みたい」とうなずいた。
最強近畿軍団の一角へ。「競輪祭も決まっているし、ダービーもこれで決まったと思う。GⅠに出て活躍できるように」。偉大な兄・雄太を追いかける勇希の快進撃は26年とともに幕を開けた。(渡辺 雄人)
◇脇本 勇希(わきもと・ゆうき)1998年(平10)11月16日生まれ、福井県福井市出身の27歳。県立科学技術高卒。2019年7月115期としてプロデビュー。通算成績は503戦136勝。師匠は兄の脇本雄太(94期)。1㍍73、67㌔。血液型A。
◆次走 優勝した脇本勇希は取手FⅠ(12~14日)、2着の吉田拓矢は高松記念in小松島(29日~2月1日)、3着の嘉永泰斗はいわき平記念(22~25日)。


