2日目の予報は雨。中盤まではパラつく程度だったけど、10Rから本降りとなり、あいにくのコンディションとなった。そんな中、二次予選ともなると、SS班3人をはじめとする主力級がそれなりに結果を残した。最終レースの脇本は前受けから下げて7番手。大きく車間が空いていたけど、重い雨走路でも外を行ってしまった。メンバーが軽く、2センターであおりがなかったから乗り越えることができたけど、一瞬ヒヤリの場面があった。
それでは準決3番を占おう。10Rはライン3車の新山が優位に立てる。伊藤颯、北井と積極型が控えるけど、番手が仕事する成田なら新山が早めでも行く。別線を成田が受け止めての❶=❾から、デキのいい伊藤颯が力で食い込む❶❷。北井が先制して伊藤颯が先捲りを打つ流れになると❾=❷が盲点。
11Rは新田―渡部が付く以上、坂本貴がドカンと行く。新田が展開をモノにする❷❼から、翼(北津留)が捲り追い込む❷❺。位置取りもこなす吉田が新田に襲いかかると❷=❾、❾❸。
12Rは脇本―東口の❶❺が人気になるだろうけど、脇本の状態は良くない。レース運びのうまい坂井が先捲りを放つ❶=❸が狙える。脇本不発のケースでは坂井―鈴木の❸❾だ。(スポニチ本紙評論家・吉岡稔真)