北津留―園田―新山―渡辺―松浦―郡司―古性―山田―吉田の隊列。赤板で郡司がイン切りしその上を古性―山田で叩く。打鐘過ぎに新山がかまし気味に先制。
3番手に古性。内を上昇した郡司が古性に飛び付く。
2角5番手から松浦が捲るが不発。脚力を温存し6番手3角から外を捲り追い込んだ吉田が優勝。
逃げた新山が2着。
3着は北津留から切り替え直線強襲した園田。
園田 悔しい3着 北津留 残念8着
人気が割れた中でも2車単は北津留翼と園田匠の地元・北九州コンビがもっとも支持を集めた。しかし、北津留は8番手捲り不発で⑧着。園田は懸命に突っ込むも3着が精いっぱいだった。
競輪祭初優出だった園田は「決勝の発走機に立てたことはうれしかったけど、こんなに悔しいレースは今までなかった。あと2車、届かなかったのが今の力。この悔しさを来年に生かしたい」と話せば、北津留は「最終ホームで行くべきだった。先輩が付いてくれていたのに…。今節はいいレースをした?最後がこれだと台無しですね」と悔しがった。
ここが敗因
▼新山響平(2着)とにかく(同期の)拓矢に獲られたのが悔しい。でも手応えもあった。また追いつけるように頑張る。
▼渡辺一成(4着)自分が3コーナーで波を作れていれば(新山)響平の優勝だったと思う。
▼郡司浩平(5着)位置を取りきった時点で脚にきていて松浦君の仕掛けに反応できなかった。(GPへ)一番、勝たせてはいけない選手に勝たれてしまった。
▼松浦悠士(6着)一成さんを追わなかったのが結果的に判断ミス。車の出も思ったより悪かった。
▼古性優作(7着)いいレースをしようと思っていたけど、そんな脚もなかった。新山君が強かった。グランプリはいい状態で臨みたい。
▼山田久徳(9着)初のGⅠ決勝だったけど、古性君が前だったので頼もしかった。またこの舞台に乗れるように努力したい。