
バンク練習を行う選手たち。第56回競輪祭(G1)前検
発祥の地・小倉で必ず開催される「競輪祭」
競輪界、今年最後のGⅠ「第67回競輪祭」が福岡県北九州市の小倉競輪場で11月19日から24日の日程で争われる。そのカウントダウン企画として、今日から5日間にわたり競輪祭のこれまでを振り返る。第1弾は「競輪祭の歴史」を紐解く。
1948年11月20日、小倉競輪場で初めて競輪が開催された。競輪発祥の地・小倉で必ず開催されるのが競輪祭だ。51年に第1回が行われ、64年の第6回からは毎年度の開催に。今年で67回目を迎える。98年の第40回大会から現在の北九州メディアドームでレースが行われている。2001年4月から始まったグレード制によりGⅠに格付けされた。
02年の第43回から09年の第50回までは1月開催だったが、第51回(09年)から再び11月開催となり、その年の最後のGⅠ、KEIRINグランプリ出場者を決めるラストバトルの大会となっている。
18年の第60回から6日制のナイター開催に移行し、一次予選は2走のポイント制に。最初の3日間はガールズグランプリ出場権をかけたガールズグランプリトライアルも行われ、23年からはGⅠ競輪祭女子王座戦となって今年で第3回を迎える。


