小松島競輪の開設69周年記念「阿波おどり杯争覇戦(GⅢ)」は4日からスタート。

 

 浅井康太、村上義弘、三谷竜生のSS班3選手を地元が誇る強力タッグの太田竜馬―小倉竜二が迎え撃つ構図だ。

 太田 地元Vへ激走

太田竜馬20190703小松島

太田 竜馬

≪先行予想≫

 

 太田がスピード感あふれる走りでシリーズを引っ張る。5月全プロ記念でV。期待されたGⅠの6月高松記念杯では二次予選で敗退したが、残り2走を1着と調子に問題はない。小倉、阿竹ら厚い徳島勢の援護で地元記念Vを狙う。太田と相性抜群の小倉がピタリと追走。地元ワンツーだ。

 

 浅井は1か月以上ぶりの走りとなるが、ケガによるものではないので不安は少ない。洗練されたレース運びで地元勢を崩すか。

 

 三谷の追加で近畿ラインが厚みを増した。先陣を切るのは南で、ここに三谷、村上の実力派が続くと強力そのもの。地元勢との力勝負を制するか。

 

 山田│松岡の九州勢の台頭も十分。レース展開がもつれれば山田のまくりがさく裂する。松岡の切れ味もも逃せない。北日本勢は山崎を先頭に脚をためていく流れに。南関勢も勢いのある選手がそろった。簗田がスピードに乗った仕掛けで波乱を呼ぶ。