名古屋競輪ミッドナイトの「オッズパーク杯」は9月20日(日)~22日(火祝)に開催。A級1・2班戦5R、A級3班のチャレンジ戦4Rの9R制で行われる。

 

 参加する有力選手を以下にてピックアップ。

佐々木悠葵20200918名古屋

佐々木 悠葵

 シリーズリーダーは佐々木悠葵(群馬・115期)。

 

 7月以降のレースでは5場所15走で1着13回(うちV3)、2着1回、3着1回と3連対を外しておらず、予選および準決勝に限れば負け知らずと絶対的な信頼を置ける。8月末の豊橋では、同期の藤井侑吾に3/4輪届かず決勝2着でS級への特別昇級を逃したが、気持ちを新たに前回の取手から再度、連勝街道をばく進中。

小畑勝広20200918名古屋

小畑 勝広

 佐々木と同期の小畑勝広(茨城・115期)も軽視禁物だ。

 

 競輪学校(現養成所)では在校53位と振るわなかったが、デビュー後すぐに頭角を現し昨年末に特別昇班を果たした。

 

 たまに大きな着が目に付くが、積極性は抜群で決勝進出は間違いない。

中村一将20200918名古屋

中村 一将

 ベテラン勢も侮れない存在。舘泰守(愛知・80期)は今期からA級に逆戻りとなったが、降格後は8月向日町でV、7月富山、8月松阪で準Vとやはりこのクラスでは上位の存在。的確なさばきでV戦線に切り込む。

 

 そのほか、基本は追い込みタイプだが、いざとなれば動けるフレキシブルな小林則之(静岡・85期)、後方からでも最後まで諦めず突っ込んで2、3着には欠かせない岩本和也(石川・76期)、44歳になってもパワーは衰えず、前団を一気に飲み込む強烈な捲りが魅力の中村一将(兵庫・86期)など、競輪オールドファンも十分に楽しめるシリーズとなりそうだ。