地元で気合入る郡司と松谷

郡司浩平20190823小田原

郡司 浩平

 地元での記念に燃えるのが郡司浩平と松谷秀幸。郡司は昨年の覇者で、今年も南関ラインの軸として期待が掛かる。昨年の決勝は南関4車の番手回り。前で近藤隆司が発進したが、最終ホームから仕掛けた清水に外を行かれてしまう。それでも慌てずに清水後位の井上昌己をどかしてVチャンスをつかみ取った。名古屋オールスターでは負傷欠場後の復帰戦ながら決勝に進出。勢いをつなげる地元記念でも結果を求める。

 

 今年も松谷や根田空史らと南関での厚いラインが実現するか。自力勝負となっても、地元で強い走りを見せる。

 

 松谷は名古屋オールスターで準決へ。単騎で運び逃げた清水ライン2車の後ろを確保したが決勝には進めなかった。地元を舞台に、引き続き勝ち上がりに集中。決勝での活躍を期す。

 

 注目の1人は鋭さがさえる大森慶一。3場所前の7月平塚FⅠで初日から3連勝。S級初Vを決め、弥彦記念と名古屋オールスターで準決に進出。オールスターでは2勝を挙げた。追い込み基本だが、タテ脚に磨きを掛けて急上昇。小田原は冬季の練習バンクでもあり特徴を把握。そのことからも期待度がアップする。