大宮競輪見どころ

 

(2~4日=S級戦)
本社 選手名 年齢 登録 班別 期別 決手
ボス 36 オランダ
ドミトリエフ 33 ロシア
菅田 壱道 33 宮城 91
坂口 晃輔 31 三重 95
内藤 秀久 37 神奈川 89
室井 健一 48 徳島 69
金子 哲大 30 埼玉 95
植原 琢也 25 埼玉 113
川村 晃司 43 京都 85

 
 スポニチ杯争奪戦。ボス、ドミトリエフの両外国人が参戦し言うまでもなく中心だ。来日8回目のボスは初戦(4月大宮)と2場所目(同広島)でつまずいたが、それ以降は従来のパワーを発揮。大宮でのリベンジに燃えている。
 
 〝ドミちゃん〟ことドミトリエフは来日5回目で、こちらも期待通りの働き。ここ2場所は高松①①❶、松戸①❶①❷と今年最高の状態といえる。両者は5月奈良決勝で連係。先行したボスをドミトリエフが差し切って優勝した。
 
 日本人勢は菅田―佐藤慎の強力タッグで迎え撃つ。ともに今年のGⅠで2度の決勝進出。全日本選抜、オールスターともに準Vの佐藤慎は06年以来のグランプリ出場をほぼ手中に収めた。両外国人にとっても油断できない相手だ。
 

(15~17日)
本社 選手名 年齢 登録 班別 期別 決手
尾形 鉄馬 29 宮城 107
台  和紀 42 埼玉 83
飯尾 主税 40 静岡 81
伊藤 太一 37 山梨 91
大崎 和也 32 青森 92
工藤 政志 39 青森 84
樋口 開土 22 東京 113
渋谷  海 22 北海道 113
井寺 亮太 27 福島 113

 
 尾形が絶好調だ。今年はここまで優勝5回。ルールが改正された6月開催以降も3Vを挙げて順応力の高さを見せつけている。タテ脚だけでなく、前々に踏んで先手ラインの番手をさばく自在性を駆使してレースを支配する。
 
 北日本で尾形をサポートするのは前期S級の大崎。直線での差し脚は一枚上だ。さらに113期の新鋭・渋谷も先行で見せ場をつくるだろう。地元開催で気合十分なのが台だ。こちらは113期・樋口との埼京作戦で逆転を狙う。
 
 人気のガールズケイリンは石井寛子が主役。名古屋オールスターのガールズドリームレースは先行した児玉碧衣を差してV。暮れの立川GPに向けて勢いは加速する。パワフルなまくりで肉薄するのは今期3Vの細田愛未だ。