西武園競輪開設69周年記念「ゴールド・ウイング賞(GⅢ)」は、8月1日から4日間にわたって開催される。
S級S班2選手を含む豪華メンバーが激突。西武園記念9年ぶりのVを狙う地元の平原康多を主役に武田豊樹、太田竜馬、渡辺雄太、佐藤慎太郎、和田健太郎、渡部哲男、内藤秀久、森田優弥らが熱戦を繰り広げる。
最終日(4日)第6Rでは単発レースの「S級ブロックセブン」が黒沢征治、小野大介、神田紘輔、片岡迪之、伊藤稔真、大塚英伸、池田浩士の7選手により実施される。
地元記念制覇に燃える平原
平原 康多
関東のエース、平原康多が地元での記念制覇に燃える。当地GⅢは09、10年と連覇。しかし、その後は昨年まで優勝がない(13年は不出場)。大宮同様に、自身にとっては大事なバンクでのレース。一層、強い気持ちで結果を求める。3走前の久留米記念では今年初V。次走のGⅠ・名古屋オールスター(14~18日)を前に今年2度目のVへ。しっかり勝って勢いを加速させる。
決勝で実現させたいのが徹底先行で売り出す後輩・森田優弥との同県連係。前走大垣記念でも一緒だったが、準決で平原2着、森田4着。逃げた森田を平原がギリギリまで残しにかかったが、そろってのファイナル進出は成らず。舞台を地元に移し、森田はさらにテンションアップ。決勝で平原を引っ張りたい思いは強いはず。先制が決まれば、シリーズの主役が番手回りからきっちりと抜け出す。