佐藤水菜は8月初めまでに今年7V。力はワンランク上だ。追加での出場だが、前走別府から約半月をはさんでの実戦なら不安はないか。自力でしっかり仕掛けて持ち味を発揮。ハイパワーでの押し切りが有力だ。
永塚祐子は5、6月のルーキーシリーズで2場所連続完全V。同期相手に強さを見せつけたが、7月に先輩選手も含めた実戦に本格デビューしてからは3場所を走ってまだ優勝がない。ただ、仕掛けは積極果敢。あくまでも自分の走りに徹して結果を求める姿勢は好感が持てる。逃げ切りVへ、ここも積極策。迷いのない仕掛けで勝負に出る。
奈良岡彩子は堅実に運び前々キープ。直近7場所で決勝2着が4回と、常に決勝で上位争いに食い込む。成田可菜絵は自力基本の組み立て。流れに乗って出ると好勝負。小坂知子も踏みだしの良さを生かした立ち回りは巧み。好位を確保すると浮上する。