<ガールズ見どころ>
児玉が中心

 昨年暮れにグランプリ4連覇を逃した児玉碧衣が、ここで雪辱に挑む。強敵ぞろいだが何としても結果がほしいはず。GP前まで34連勝、今年も5場所で5V(1着14回)と強さは変わらず。状況判断をしっかりと自力で激戦を制す。

 高木真備は悲願のGP初制覇で新女王となったが、疲労蓄積の影響か今年に入り3場所V逸。状態次第と言えそうだ。

 注目はナショナルチーム組。東京五輪代表の小林優香に加え佐藤水菜、梅川風子で3人。中でも昨年の世界選女子ケイリン銀メダルの佐藤に勢いがある。

 年齢を重ねても進化を続けるのが石井寛子。卓越したレースセンスを生かし、無駄なく運んで好位から伸びる。尾方真生は積極策で持ち味を発揮。先制して押し切りなるか。果敢に出ていく。