郡司浩平と清水裕友のS級S班コンビがシリーズを引っ張る

 シリーズを盛り上げるS級S班戦士は2人。オールスターのファン投票で1万2000以上の票数を集めて3位だった郡司浩平は優勝した20年10月の熊本記念in久留米以来の当地参戦。久留米記念は13年の64周年以来、9年ぶりの登場になる。

 今年は1月の和歌山と4月の川崎でGⅢ2V。直前の高松宮記念杯で今年初のGⅠ優出を果たして状態は上昇カーブを描いている。賞金ランクは9位。今年のグランプリの舞台は地元の平塚。今回の優勝賞金を加算して出場に近づきたいところだ。

 ファン投票7位の清水裕友は当地71周年の覇者。今年は3月のGⅡウィナーズカップを制すなど賞金ランクは6位で、5年連続のグランプリ出場に向かって奮闘中だ。高松宮記念杯は二次予選敗退に終わったが、最終日は強烈な捲りを放って存在をアピール。状態はけっして悪くなさそう。昨年の当地周年は二次予選でまさかの9着に敗れ途中欠場となってしまったが、今年こそは本領発揮に期待しよう。