A級チャレンジ戦展望
優勝争いは121期勢に絞られてくる。
そのなかで軸は在所1位の塩崎隼秀(愛媛)。前回、防府で完全Vを決めて今回は特昇がかかる一戦だ。デビュー当初は捲りに構えて、不発になることもあったが、今は実戦にも慣れて、前々に攻めて潜在能力の高さを十分発揮している。踏み出しの良さには定評があり、今節で9連勝を決めるか。マークはベテラン米沢大輔(73期・徳島)が守っていくか。
塩崎のライバルは長松大佑(大分)。前回、奈良で2度目の完全優勝。8月松山では番手回りで塩崎に先着した実績もあり、同期の特昇を止めるのは、この男か。マーク手堅い田中孝法(91期・福岡)、梶原恵介(92期・大分)がラインを固めていく。