稲垣裕之

 (同県の後輩)発表の直前に義弘さんから話は聞いていました。最近は一緒に走るとき、これが最後になるかもしれないと思っていたし、いつかこの日が来ることも分かっていたはずだけど…。実際にくるとすごく寂しい。本当に全てが大切な思い出ばかり。一緒にアツい気持ちでレースに取り組めたし、体にムチ打って努力している姿も、苦しんでいる姿も間近で見てきました。その全てが自分の財産。いまの僕があるのは義弘さんのおかげです。義弘さんが作ってきた競輪に対する姿勢や取り組みを決して忘れることなく、これからも近畿の一員として頑張っていきたい。