ガールズ戦展望
高尾貴美歌と田中月菜が優勝争いの軸になるとみる。高尾はやや調子を落としていた時期もあったが、7月大宮から前走の静岡まで9場所連続でファイナルを逃さず、徐々に立て直してきた。8月の小倉初日に落車したあと負傷欠場が続いた田中も、復帰2戦目となる10月松戸から3場所連続で決勝に進出中。今節は出走メンバーの実力が接近しており混戦気配が漂う中、高尾と田中の安定感ある走りは大きな武器となるだろう。
田中月菜
高橋智香(25=愛知)、川路遙香(25=埼玉)、橋本佳耶(26=熊本)にも展開次第ではチャンスが訪れそう。産休明け7節目となる実績十分の長沢彩(34=福岡)からも目が離せない。