チャレンジ戦展望

 V争いは121期の伊藤温希河崎正晴中山遼太郎矢部駿人を軸に展開しそう。中でも注目は河崎だ。11月の立川で初優勝。前節の11月広島で自身2度目のVを飾った勢いに乗って2場所連続Vを目指す。

 

 河崎と同様、優勝候補の主役となるのは伊藤だ。目下3場所連続優勝を飾っており、前走奈良決勝では事故があったものの単騎戦を制し自身初の完全Ⅴを決めてみせた。

 

 同期が多く参戦する今節でも柔軟な立ち回りで4場所連続Ⅴを狙ってくる。

 

 中山は8月防府①②❶から優勝はないが、そこから5場所連続で決勝に乗るなど安定感は抜群。前節の11月小倉も決勝2着と悪くなかった。そろそろ2度目のVを手にしたいところだろう。

 

 矢部も3節連続で決勝に乗り、前節の11月玉野は①①❸と調子を上げている。持ち前の積極的な走りで、こちらは自身初のVを狙う。

 

 121期ではほかに、南儀拓海(23=富山)、合地登汰(24=岡山)の活躍にも期待したい。

 

 前走の11月富山で決勝2着の泉谷直哉と、立石拓也服部克久三木健治のルーキーに対する〝意地の走り〟にも注目だ。