今節のガールズは上位拮抗の組み合わせ。戦歴上では三つ巴の戦い。下条未悠(富山=118期)、南円佳(鹿児島=116期)、広木まこ(福岡=118期)のV争い。下条は今期2V(通算4V)、常に安定した成績だ。タイミングいいカマシが持ち味で粘りに粘ってくる。

 南は体調的に冴えない時期があったものの、近況は復調気配で動きが良くなっている。11月別府11❷、今月の豊橋21❷。直前の別府では33❷。前回は相手が強い佐藤水菜だっただけに、決勝2着でも十分、評価できる。これで3場所連続の準V。今回の顔ぶれなら、通算4Vの実績があり、今回、十分、優勝を狙える。

 広木は11月富山で初優勝(同着V)。位置取りが上手になっているし、当所の走り方も手の内に入っている。今回は地の利もあり、下条と南が相手でも十分、2度目の優勝を狙えるのではないか。

 抜群の安定感を誇る佐伯智恵(愛媛=114期)も虎視眈々。現在12場所連続優出中とあって、自力勢がもつれる展開となれば自身3回目のⅤロードが見えてくる。


  A級1・2班戦

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