石井寛子に聞く②
「10年の重み感じた」
――ガールズ10周年の年でもありました。
「6月のオールガールズを走った時に女子だけで開催できるまでになったのだと、10年の重みを感じました。高校の時の全国大会では10人ほどしかいなかったので、ここまで大きくなったのだと感動しました」
――今年のガールズグランプリのメンバーを見渡していかがですか?
「初出場は真緒(柳原)だけで、全員とガールズグランプリで戦ったことがある。今年は自力タイプがたくさんいて、位置取りがうまくいけばいい方に出るかもしれませんね」
――強いライバルも現れる中でデビューから10年連続でガールズGP出場は本当に凄い。
「グランプリ出場を目標に1年間戦っていますが、15、16、20年は結構、苦しかった。今年も途中は怪しかったですが、10回目の出場が決まり、達成できてうれしいです」
17年平塚にて念願のティアラ獲得
(その③)1着か7着なので次は1着▶
復活から10年
1949年から15年間開催されていた「女子競輪」が、2012年7月に「ガールズケイリン」として復活。当初は33人でスタートしたが、現在では175人が在籍するまで大きく成長。年末の“ガールズケイリングランプリ”出場を目指して、全国各地の競輪場で華麗に強く激しい火花を散らしている。
また、今年はガールズケイリン10周年を迎え、先日ロゴ、ユニホーム、レース形態の変更を発表。三つのGⅠが新設され、優勝者にはガールズグランプリの出場権が付与される。
詳細はけいりんマルシェ「ガールズケイリン」のページにて。