◎チャレンジ戦


 メンバー構成を見渡せば、どう見ても松本秀之慎が優勝候補筆頭だ。今節は熊本開催なので、もちろん、決めたい一戦であろう。小倉は昨年10月(1①❸)以来。その時の優勝者は前回小倉1、2班戦で準Vの梅崎隆介。相手が悪かった。ここは強力なライバル不在で、狙うはもちろん完全Vか。出足いいカマシ捲りで他を圧倒するとみた。

 もうひとりの121期は比佐宝大(21=福島)。通算2V。直前の平塚が1③❸。2場所前、3場所前の立川、前橋では準V。同期・松本にどこまで抵抗できるか。力的には劣勢かもしれぬが、近況、力を付けているだけに侮れない。

 今回チャレンジで注目してほしいのは先行職人の増成富夫(52=岡山66期)。数年前に大病を患いながらも見事に復帰。スタイルを崩さず、果敢な攻めを貫いている。前回豊橋1、2班戦のミッドでは1②❷の準Vだ。前々に攻めているだけに、逃げ残って準決、決勝で連絡みを果たした。今期はチャレンジ戦で久々の降級戦だけに、慣れるまで流れに戸惑うかもしれないが、若手相手でも増成の巧みな先行力に期待したい。


A級1・2班戦

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