チャレンジ戦展望

 Ⅴ有力は昼田達哉(24=岡山121期)。通算3Ⅴ。出足いいカマシ、捲りが持ち味である。前々回小倉が1①❸、前回小田原1①❺。2場所共に決勝では同期に封じられているが、仕掛けるタイミングや位置取り次第では十分、優勝を狙える力を持っている。今節は本デビューした佐世保(昨年7月1①❷)。準Vで優勝は今1、2班戦で活躍中の東矢圭吾。今シリーズはきっちり仕留めたいはず。

 昼田のライバル1番手は添田龍児(22=神奈川121期)。通算6V。前々回小倉1②❺。前回京王閣1②❶。直前決勝は前々に踏み込み、番手にハマって優勝した。今回は過去、先着されている昼田が相手となるが、能力的には互角。前回Ⅴの勢いもあり、それなりに対策を練ってくるはず。粘り強さもあり当所向きか。

 あとは通算4Ⅴの長松大祐(24=大分121期)。体調さえパンと整えば、昼田、添田が相手でも好勝負必至。

 橋本陸(25=福岡121期)は、まだ優勝はないが、前々に攻めていく気持ちで戦っているので、好位に入れば、上位争いに。

 121期勢以外では中野真吾(36=佐賀111期)を推す。ダッシュいいカマシが魅力だ。「チャレンジでは自分のタイミングで行くようにしています」前回小田原2②❼。ツボにハマった時の破壊力は121期勢が相手でも通用する力があるので、穴党の方は中野に注目を。


 A級1、2班戦展望

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