●A級1・2班戦


 暮れの豊橋ミッドナイトでは地元戦で昨年をV締めの林敬宏。3日間とも先行して❷①❶。今節と同じ「オッズパーク杯」で結果を出した。今年初の名古屋出場となるここでも力をアピールするか。予選スタートとなりそうだが決勝進出は最低ノルマ。しっかり勝ち上がって熱い勝負を演じたい。同じく1班で名古屋をホームとするのが篠原忍(愛知・91期)。動けるが林と一緒なら前を任せるだろう。中部の追い込み型で点数を持っている森川大輔(岐阜・92期)、笹倉慎也(富山・91期)、土岐幹多(岐阜・83期)も有力なV候補に。

 常次勇人は昨年7月本デビューから9連勝で2班特昇。その後、2場所目に2班初Vを決めたが3場所目に落車負傷。復帰後は11場所走って優勝は決められずにいる。ただ、走りは積極的で力強い。番手は動けるタイプだが大阪同士で西本直大(92期)か。差し脚いい高間悠平(福井・95期)は1月に2V。追い込みで堅実さのある中井護(滋賀・74期)も近畿ラインでの連係から浮上がある。

 S級下がりの自力型で強い鈴木謙太郎(茨城・90期)は前走地元戦の取手で今期初V。ここも基本は動いて持ち味を発揮。ただ、栃茨で自力型同士となる上川直紀(栃木・117期)が一緒。作戦は流動的か。追加出場の須藤直道(群馬・68期)が追い込みで成績安定。関東で鈴木、上川との連係からV争いに食い込むか。


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