ガールズ戦展望

 上位陣の実力差はわずか。そのなかでも一歩リードしているのは、杉浦菜留(22=愛知118期)。通算8V。前回豊橋では11❹と連勝で来ていただけに惜しい。小倉は年頭の1月に参戦し32❷。好位を確保してからの捲りに魅力を感じる。今節はメンバー的に見ても、きっちり決めたい一戦だ。

 

 杉浦に自力で対抗していくのは増田夕華(22=岐阜118期)。通算8V。一時は落車のケガで低迷していた時期もあったが、近況は上向いている。直近の取手では32❸。展開ひとつで上位争いに持ってくるはず。

 位置取りの確かさでは那須萌美(32=宮崎114期)。本線の自力型にピタッとマークするセンスの良さがあり、今回も杉浦か増田に照準を絞り、ゴール前、迫ってくる。

 あとVの一角に山口伊吹(23=長崎116期)が加わってくるはず。昨年末から体調を崩した影響で、体重を少し落としてから本来のスピードを発揮出来ていない。ただ、きっかけさえ掴めば通算7Vの実績があり、復活しても不思議じゃない。

 あとは前回当所で11❺と大いに盛り上げた比嘉真梨代(34=沖縄114期)もマーク策と自力を使い分けて、決勝には勝ち上がってくるか。前回の小倉で杉浦菜留相手に快勝しており、好配狙いの方は比嘉絡みはぜひものである。


 A級1、2班戦展望

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