S級戦展望

 関東の中心はもちろん、S班の平原康多。2月奈良記念で落車し、状態面はまだ万全ではないか。昨年S班同士だった吉田拓矢が不在となったが、弟の吉田有希が出場。坂井洋も確かなパワーを備える。後輩との連係から今年初Vも。

 近畿は脇本雄太古性優作の22年&21年GP覇者ライン。世界でも通じた先行力を持つ脇本とタテ、ヨコともに盤石な古性の連係は、これ以上ないと思えるほど鉄壁。だが、やはり気になるのが腰にダメージを抱える脇本のコンディション。全日本選抜は違和感があった中で4走を戦い抜いたが、その後に松山記念を欠場。ここではどうか。リスクを抜きにすれば間違いなく大本線。2人でのワンツーだ。

 中部はGⅡを勝っている山口拳矢だ。近況の動きから復調ムードは明らか。位置取りも含め自力基本に強気な走りを見せる。もちろん実力者の浅井康太もV候補に挙がる。

 九州では山田庸平に注目したい。直近GⅢの松山記念で2度目のGⅢ優勝。そこから中4日。勢いに乗って臨むここでも活躍しそう。

ガールズコレクション展望


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