山口多聞がS級へ特別昇級を決めてしまうか。今節の最大の焦点はそこになるだろう。直近4場所で4V。現在は逃げ切り6連発で2場所連続完全優勝中と充実の勢いを保っての参戦だ。久留米は昨年10月の単発企画レースに参戦して打鐘から主導権を奪った。初日から積極的な攻めを披露してS級へ突き進む。同じ埼玉支部の土屋壮登も有力なV候補の一人。今期は久々のA級で、降級直後は5場所で4Vと大暴れ。その後の5場所はVがないが、S級で揉まれた機動力をまざまざと見せつけている。山口とはこれまで連係がない。山口のS級行きを阻む筆頭格は、意外と同県の先輩なのかもしれない。

 来期S級が決まっている泉慶輔は2場所前のいわき平で今年3度目のV。シャープな差し脚で直線強襲を狙う。田中勇二も来期はS級に復帰する。降級後は2Vで、10場所走って優出を逃したのは1度だけ。久留米は1月戦で準Vと奮闘しており、今回も見逃せない。同県の橋本凌汰(22=岡山)らとの連係から差し脚を伸ばす。

 前場所の玉野で準優勝した谷口力也(25=熊本)も近況は3場所連続優出と好調。1、2班戦初Vも遠くはないだろう。九州勢はホームバンクの高比良豪(43=福岡)、佐藤健太(35=福岡)に、前期S級の上吹越俊一(46=鹿児島)もいる。来期の初S級が決まっている田中洋輔(43=宮崎)が久々の優出を目指す。

 衰えを感じさせない宮倉勇(58=千葉)や、蓮井祐輝(39=香川)も上位進出を狙う。


A級1・2班戦
チャレンジ戦

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