児玉碧衣の4節連続完全Vが有力だ。昨年末のガールズGPでの落車から復帰直後は本来の走りではなかったが、3月の高松で今年初Vを飾ると、別府のガールズコレクション3着を挟んで小田原、別府、松山で3連続完全V。すっかり立ち直ったとみていいだろう。佐世保は昨年4月以来の参戦。これまで7節走って21戦20勝。2回目の登場からは6連続で完全優勝中だ。今回も強い走りを見せてくれるはずだ。

 細田愛未は完全優勝した20年4月以来の佐世保登場。鈴木奈央はこれまで佐世保で4節走って4着以下は1走だけ。全て決勝に乗っており、準Vが2回、3着が2回と大崩れがない。地元の山口伊吹(23=長崎)は今年10節走って8度の優出。Vはないが安定感は十分だ。決勝3着だった昨年9月以来の地元戦で大暴れに期待しよう。

 レース巧者の田口梓乃(30=山口)、比嘉真梨代(34=沖縄)、中村由香里(42=東京)や、機動力ある広木まこ(29=福岡)の奮闘にも注目したい。


A級1・2班戦

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